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栄養通信

Column栄養通信お口・歯の健康は 全身の健康へ

「味覚」はなぜ重要なの?

味覚はなぜ重要なの?

  • ①「甘味
    エネルギー源であるの存在を知らせる味
  • ②「塩味
    体液のバランスに必要なミネラルの存在を知らせる味
  • ③「酸味
    腐敗している、果物などが未熟であることを知らせる味
  • ④「苦味
    の存在を知らせる味
    rappa幼い子供が野菜を嫌がるのは、本能的に「苦味」を遠ざけようとする防御反応ともいえます。
  • ⑤「うま味
    体を作るのに必要なたんぱく質の存在を知らせる

味覚障害は栄養障害へ

味覚に異常が現れるのは、加齢(年を重ねる毎に味蕾の数は減少する)、栄養不足口腔疾患(ドライマウスなど)、風味障害(鼻づまり)、様々な病気の合併症薬の副作用ストレスによる心因性など原因は様々。

味の感じ方が鈍くなったり、本来の味とは違う味に感じたりなどの症状が現れることによって、食の楽しみが減るばかりでなく、食欲不振から栄養不足になったり、味付けが濃くなって塩分や糖分を摂り過ぎることに繋がり、栄養障害の危険性も高くなります。

味を感じる3つのセンサー

中心となるセンサー「味蕾」
中心となるセンサー「味蕾」
味を感じ取る舌の小さな突起状の細胞。辛いもの・熱いものなどの刺激を過度に与えると味蕾の数は減少していきます。
補助センサー①「嗅細胞」
補助センサー①「嗅細胞」
香りや匂いも味を構成するひとつ。
風邪や蓄膿症などで鼻に異常があると味の感じ方に変化が起こることも。
補助センサー②「視覚」
補助センサー②「視覚」
目からの情報も脳で合わさることで、そのものの味として認識しています。かき氷のシロップが良い例ですね。

亜鉛を摂りましょう

亜鉛を摂りましょう

亜鉛味蕾の新陳代謝(生まれ変わり)に必須の栄養素。味蕾の寿命は10日と言われるくらい、生まれ変わりが活発な細胞なのです。

【代表的な食べもの】
牡蠣、うなぎ、ホタテ、しじみ、豚レバー、牛肉

クエン酸ビタミンC亜鉛を吸収しやすい形に変える働きがあるので、一緒に摂るとgood!

×アルコールを摂取した時に働くアルコール分解酵素が亜鉛にも働いてしまうため、アルコールと一緒の摂取は避けた方がよいでしょう。

Recipeおすすめレシピ

牛肉とセロリの梅和

牛肉とセロリの梅和

  • (材料:2人分)
  • 牛肉(しゃぶしゃぶ用) 150g
  • セロリ        1本
  • 茗荷         2個
  • 梅干し        1個
  • ★めんつゆ      大さじ2
  • ★ごま油       大さじ1/2
作り方
  • ① 牛肉をさっと茹で、ざるに上げて冷ます。
  • ② セロリは斜め薄切り。茗荷は千切りにする。
  • ③ 梅干しは種を取ってたたき、★と混ぜ合わせる。
  • ④ 具材を加えて和える。
ホワイトデンタルクリニック 監修
来月号のテーマは、「食中毒予防」