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栄養通信

Column栄養通信お口・歯の健康は 全身の健康へ

栄養満点スーパーフード

栄養満点スーパーフード

ひよこが成長するために必要な栄養成分を含み、『完全栄養食品』とも言われる卵。人間の体にとって必要な栄養素が、食物繊維とビタミンC以外は全て含まれている素晴らしい食材です。

中でも卵はたんぱく質が豊富に含まれており、これらのたんぱく質を構成するのは20種類のアミノ酸です。このアミノ酸の中でも、人間の体では合成できない9つのアミノ酸を「必須アミノ酸」といい、この必須アミノ酸が含まれているバランスを示す「アミノ酸スコア」という指標があります。なんと卵はアミノ酸スコアは100点満点!良質なたんぱく質と言えるのです。

栄養丸ごと!生卵

栄養丸ごと!生卵

◎卵に含まれるビタミンB群は水溶性ビタミンのため、熱に弱いという特徴があります。
生で食べればビタミンB群をそのまま摂取することができます。

△生の卵白には「アビシン」という成分が含まれており、これは、皮膚や毛髪の健康に良いと言われている「ビオチン」の吸収を阻害することもあるため、食べすぎには注意が必要です。

おなかに優しい!半熟卵

おなかに優しい!半熟卵

◎卵は半熟程度に加熱すると、体内吸収率が97%に上がります。
胃に負担をかけたくない時やお腹が弱っている時などには特におすすめです。

△加熱の加減によって好みの状態に仕上げるのが中々難しい半熟卵。卵を食べ慣れていない小さなお子さんにはアレルギー反応を起こす可能性もあるので、いきなり半熟卵を食べさせることは避けましょう。

安心・安全!固ゆで卵

安心・安全!固ゆで卵

◎黄身まで完全に火を通すことで菌などが心配な人も安心な食べ方。卵黄に含まれる「ビオチン」は加熱調理することで吸収はスムーズになります。食べ応えや食感も増し、腹持ちも良いのでダイエット中の食材にも向いています。

△半熟卵の消化時間が約1時間半なのに対し、固ゆで卵は約3時間かかると言われています。
胃が弱っている時にはあまりおすすめしない食べ方です。

卵と野菜はベストカップル

卵と野菜はベストカップル

卵に足りない食物繊維ビタミンCは、野菜と組み合わせて食べることで補うことができます。
特に緑黄色野菜に豊富に含まれるビタミンA,E,D,Kは「脂溶性」のビタミンで、油に溶けやすいという特徴があるため、それだけで食べるよりも油分を含んでいる卵と一緒に食べることで体に吸収されやすくなるのです。

Recipeおすすめレシピ

シャクシュカ
(イスラエルの目玉焼き)

シャクシュカ

  • (材料:2人分)
  • 卵        4個
  • オリーブオイル  大さじ2
  • にんにく      ひとかけ
  • 玉ねぎ       1/2個
  • 赤ピーマン     2個
  • トマト       1個
  • トマト缶(カット) 1缶
  • ✴︎スパイス
  • - クミンパウダー
  • - パプリカパウダー
  • - チリパウダー
  • 塩、こしょう    適量
  • パクチー      1把
  • バゲット      4枚
作り方
  • ① オリーブオイルで、みじん切りにした玉ねぎ、にんにくを透き通るまで炒める。
  • ② 角切りにした赤ピーマン、トマトを加えて炒める。
  • ③ トマト缶、スパイスをお好みで加え、水分が半量になるまで煮て、塩こしょうで味を調える。
  • ④ くぼみを4か所作り、そこに卵を落とす。
  • ⑤ 蓋をして卵が半熟になるまで蒸し焼きにする。
  • ⑥ 火から下ろして刻んだパクチーやバゲットをお好みで添える。
ホワイトデンタルクリニック 監修
来月号のテーマは、「味覚を整えよう」