お疲れ気味の体に
ビタミンB1が働く!
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★糖質をエネルギーに変える
ビタミンB1は炭水化物であるご飯やパンなどの糖質を、体内でエネルギーに変換する際に必要なビタミンです。
ビタミンB1が不足すると糖質からうまくエネルギーを作り出せなくなるため、疲れやだるさを感じやすくなります。 -
★脳神経系統の調節をする
ビタミンB1は糖質を栄養源としている脳神経系統の伝達物質の合成に必要であるため、不足すると記憶力の低下や情緒不安定などを引き起こす可能性があります。
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★乳酸の代謝を助ける
激しい運動をすることによって蓄積される疲労物質の乳酸。ビタミンB1は乳酸の代謝を促進するため、疲労回復に効果があります。
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ビタミンB1を多く含む食品は?
豚肉、うなぎ、豆類、ナッツ類、穀類
※穀類:特に、精製度の低い穀類(玄米、全粒粉など)により多く含まれます。 -
ビタミンB1と相性の良い栄養素は?
にんにく、ニラ、ねぎに特有に含まれるアリシン。組み合わせて食べるとビタミンB1の吸収率をぐんとアップしてくれます。
さらに…アリシンには血行を良くして身体を温める働きがあり、疲労回復にも役立つと言われています。
寒さと忙しさが一挙にやってくる師走にピッタリの食材なんです♪
お酒を飲む人はビタミンB1不足にご注意を!
ビタミンB1は体内でアルコールを分解する際にも消費されるビタミンです。
お酒をたくさん飲むほどビタミンB1も多く消費されるため、エネルギー産生に必要なビタミンB1が不足してしまいます。
お酒を飲むときは特に意識してビタミンB1を摂りましょう。
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